ゼロイチ起業ノート

スタートアップ、スモールビジネスを問わずにゼロイチ起業に挑戦、成功する人を増やすことで日本において起業という選択肢を当たり前にすることが究極的な目標です。

過去のB Dash Campで優勝したスタートアップまとめ

 以前、ランチさせていただき、その後「元商社マン×スタートアップNight」でもご一緒させていただいたサークルインの佐藤さんがB Dash Campのピッチアリーナで優勝しました。おめでとうございます。

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これはご一緒させていただいたイベントのレポートブログ。

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ピッチイベントなんかはスタートアップ周りに興味のある僕自身もよく見ているのですが、過去に優勝した企業がどうなったのかよく覚えてなかったりします。今回はB Dash Campで過去に優勝した企業についてまとめて備忘録として残しておきたいと思います。ちなみに2012年のB Dash Campだけ検索しても見つけられませんでした。ご存知の方はぜひ教えていただけると助かります。

B Dash Camp 2017 Spring in Fukuoka優勝 WAmazing

2017年3月に開催されたB Dash Campのピッチアリーナで優勝したのは訪日観光客向けにタクシー配車、ツアー・アクティビティの予約などを提供するWAmazingです。

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2017年の優勝なので資金調達やExitなどの目立った動きはありませんが、B Dash Camp優勝後に元mixiの朝倉さんとコロプラの千葉さんがアドバイザーに就任したり、日経産業新聞にて代表の方が連載をスタートさせたり活発に事業を展開していそうです。

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B Dash Camp 2016 Autumn in Sapporo優勝 Simgo

2016年10月に開催されたB Dash Campで優勝したのは、SIMカードを仮想化するソリューションを提供するSimgoです。

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シンガポールに拠点があるため、なかなか情報が入らないですが、2017年6月には販売代理店と提携し、日本市場に進出しているようです。

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B Dash Camp 2016 Spring Fukuoka優勝 SmartHR(旧社名:KUFU)

2016年3月に開催されたB Dash Campで優勝したのは労務管理のクラウドサービスを運営するSmartHRです。

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SmartHRはB Dash Camp優勝後の2016年8月に5億円の資金調達を行っています。その後も順調に事業を伸ばし、2017年6月には導入企業が5000社を突破したと発表しています。ざっくり料金プランから月商を換算すると、5000社が3980円/月のSMALLプランを導入しているとしても、5000×3980円で約2000万円/月の売上になります。リリースを見ると、数千人の従業員を抱える企業向けの導入も決まっているとのことなので、もっと売上はたっている可能性もあります。

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B Dash Camp 2015 Fall in Kyoto優勝 Repro

2015年9月に開催されたB Dash Campで優勝したのはモバイルアプリの分析・マーケティングツールを提供するReproです。

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ReproもB Dash Campの半年後の2016年3月に3億円の資金調達を行い、調達したお金で米国進出を行うなど事業展開を加速させています。

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B Dash Camp 2015 Spring in Fukuoka優勝 ヤマップ

2015年4月に開催されたB Dash Campで優勝したのは山登りの際に役立つ情報を届けるアプリを提供するヤマップです。

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ヤマップもその後2016年3月に1.7億円の資金調達を行っています。

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B Dash Camp 2014 Summer優勝 スペースマーケット

2014年7月に開催されたピッチアリーナで優勝したのは会議室やセミナー会場として利用できる物件の空きスペースのマッチングサイトを運営するスペースマーケットです。

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スペースマーケットも2016年8月に4億円の資金調達を実施しています。ビジネス面では2016年8月の下記の記事ではスペース数が8500箇所とありましたが、2017年8月現在のサイトを見るとスペース数が7800件程度と若干減少しているのはちょっとだけ気になりました。スペース数を闇雲に増やすのではなく、マッチング頻度と稼働率を高める方向に舵を切っていると理解できなくもないですが、重要な指標の一つとかんがえられる登録スペース数の減少は少しだけ気になります。

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B Dash Camp 2013 Fall in Osaka優勝 KAIZEN Platform

2013年10月開催で優勝したのはWebサイトのUI、UXデザインなどのABテストを提供するKAIZEN Platformです。

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KAIZEN Platformは2013年のピッチ優勝後、2014年に5億円、2016年に9.5億円の資金調達を行っています。B Dash Campのピッチ優勝企業の中でも巨額の調達を行い、大きく事業を伸ばそうとしているようです。

kaizenplatform.com

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B Dash Camp 2011 Fall in Nagano優勝 ザワット

B Dash Camp2011で優勝したのは当時はWishScopeという「○○が欲しい」「○○を手伝ってほしい」といったお願いをもつユーザー(Wisher)と、それが実現可能なユーザー(Hero)をマッチングさせる個人広告コミュニティを運営していたザワットです。

お知らせ/2011年10月1日 - ザワット株式会社 - Zawatt Inc.

ザワットはその後WishScopeで得たCtoCのノウハウを元にピボットを行い、中古ブランド品に特化したフリマアプリ「スマオク」を2013年から展開し、2017年2月にメルカリに買収されました。買収金額は非公開ですが、直近の資金調達が2.5億円ということから15%の拠出と考えるとバリエーションは16億円なので、ざっくり20億円ぐらいでの買収かなーという印象です。(登記簿謄本みてないので正確なバリエーションではなくざっくり計算です。)

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今回ご紹介した中では唯一のExit案件となりました。

最後に

基本的にブログ書く前の予想通り、資金調達を行った企業はその後順調に資金調達を行い、事業の拡大を行っていました。一方でB Dash Campの開催から年数がそこまで経過していないこともあり、優勝者の中でIPOもしくはM&AでExitできているのは1件しかなかったのは予想外でした。大きく事業を育てようと赤字を掘っているのであれば全然問題ないのですが、ピッチに優勝したために強気のバリエーションで資金調達を行い、出口が狭まってしまっていると危険だなとも思いました。(小心者並の感想)

いずれにせよ、今回優勝されたサークルインの佐藤さんは僕が個人的な知り合いかつ同じ総合商社出身の起業家という点からも勝手に応援してます!