ゼロイチ起業ノート

スタートアップ、スモールビジネスを問わずにゼロイチ起業に挑戦、成功する人を増やすことで日本において起業という選択肢を当たり前にすることが究極的な目標です。

学生起業はリスクのない美味しい選択肢だと思う理由と実践的なやり方

学生起業と聞くと胡散臭い、意識が高すぎて近寄りがたいなどネガティブなイメージを持つ人も多いかもしれません。僕自身、意識があまり高くない大学生活を送ってきたのですが、実際に起業して会社をM&Aで売却できてから自分を振り返ってみると、大学生時代に起業にふれておけばよかったと少し後悔しています。

僕自身の起業に対するスタンスとしてはカネ目当てでもOKだし、こんなサービスがあればユーザーが集まるだろうぐらいの軽い気持ちで起業する人がもっと増えてもいいと思っています。

blog.zerotoone.jp

今回は起業の中でもリスクがなくリターンは非常に大きい学生起業について、僕が考えていることを整理したいと思います。前段が少し長くなってしまったので、御託はいいから実践的なやり方だけ知りたいという方は「学生起業の強み」もしくは「学生起業のやり方」から読んで下さい。

学生起業がリスクのない美味しい選択肢だと思う理由

結局、「成功すれば大金持ちになれて、失敗しても就職のいいネタになる」ということに尽きます。コストをかけずに起業することが出来る時代なので、借金をせずに低いコストで運営すれば失うお金は限定的です。下記のブログで紹介している7つのことを実践すればリスクはほぼないと言っていいレベルです。

blog.zerotoone.jp

それに対してリターンは非常に大きく、実際に学生起業で大成功を収めて、数十億円〜数百億円の資産を築いた人もいます。(学生起業で成功した人は後ほど紹介します。)最近は大企業によるスタートアップのM&Aも盛んになってきており、起業した後の出口も広がってきています。

blog.zerotoone.jp

たとえ学生起業で失敗したとしても真剣に取り組んだ経験は就職の際にはよいネタになります。起業も自立して考えて行動のできる人材を求めていると盛んに発信しており、起業の経験があることは就職の際に大きなプラスになるでしょう。

リスクが限りなく低く、リターンは計り知れないほど大きいとなったら、できない理由はあっても、やらない理由はないよなというのが最近の僕の考えです。

 

やってはいけない学生起業

一方で学生起業というと、Twitterなどで盛んに投資の勧誘をしたり、マルチ商法や情報商材にはまって高額のお金を払いながら黒歴史を量産してしまう人も少なくありません。下記のブログで紹介されてる若人みたいな行動をしてはいけません。

syakkin-dama.hatenablog.com

要するに「肝心のコアバリューは誰か他人が考えたものを代理販売する」というものに手を出してはいけません。投資勧誘もマルチ商法も情報商材も、自分でやることは代理販売することで、商品を作らなくていいから自分でもできるのではないかと思って参入してしまい痛い目を見ます。提供すべき価値、コアバリューを自分で作るつもりがないのにお金欲しさで手軽な方法に飛び乗ってはいけません。ここだけは肝に銘じてほしいと思います。

学生起業の強み

水を差してしまいましたが、ここからは学生起業のいいところを伝えていきます。学生起業の強みは3つだと考えており、①バーンレートが低いこと、②優秀な協力者を集めやすいこと、③副業的に始めるなら社会人よりも時間が取れることの3点です。それぞれ見ていきましょう。

①バーンレートが低いこと 

バーンレートとは毎月どの程度お金を使うのか、その金額のことで、バーンレートが低いというのは企業として毎月使うお金が少ないことを指します。

medium.com

先日、この記事でスタートアップ社長の給料について、資金調達する前は20万円〜30万円という話をしました。

blog.zerotoone.jp

これはあくまで社会人を数年経験した後に起業した場合の給料であり、学生起業の場合は給料が最悪0でも問題ない人も多いのではないでしょうか。0はこまるけど月間のアルバイトと同程度の給料でよいのであれば月間10万円も貰えれば十分でしょう。学生起業はその差額を広告費用であったり、外注費であったり、採用であったりと他の様々な用途に使うことができるため、プロダクトをより早く成長させることができます。

このように学生起業は給料が低くてもOKな場合が多く、社会人が始めるスタートアップに比べてバーンレートが低いことが挙げられます。

②優秀な協力者を集めやすいこと

僕らの会社でも多くの学生アルバイトを採用していますが、優秀な学生は本当に優秀です。学生であればこのような優秀な学生と比較的簡単につながることができ、優秀な協力者を集めやすいのではないでしょうか。直接の友人ではないけれど友人の友人がベンチャー企業でエンジニアとしてインターンしている、マーケティングの知識があるなどたどれば優秀な協力者にたどり着くのではないでしょう。

これが社会人になると、優秀な社員やアルバイトを探そうにも、求人媒体やエージェントを介す必要があり、またお金がかかってしまうことが少なくありません。

③副業的に始めるなら社会人よりも時間が取れること

僕自身としては、起業初年度から黒字化するために最初は副業的にプロダクトの開発を進めていき、いけそうだと思った段階で起業に踏み切ることをオススメしています。

blog.zerotoone.jp

blog.zerotoone.jp

社会人の場合は勤務時間があるので、勤務前後の時間と土日しか時間をとることができません。一方で大学生であれば既に単位を取り終えていたり授業を調整することで時間を確保出来る人も多いでしょう。自由になる時間はサラリーマンの社会人よりもかなり多く確保できると思います。

 

学生起業のやり方

ここからは実際にそもそもどうやって進めていけばいいのか、どの分野で起業すべきなのか考え方の方向性を示したいと思います。

やるべきことはユーザーが好きになるものを作ること、支出を収入より少なくすること

「起業する」ってなるとすごく大変そうで、ファイナンス関係の知識やら法律関係の知識やら本業以外にも必要な知識が多いと身構えてしまう人も多いのですがそんなことはありません。下記のTweetの通り、やるべきことは多くありません。

こちらはY Combinatorというスタートアップに対する投資を行うベンチャーキャピタルを立ち上げたポール・グラハムという人の名言です。この言葉どおり、やるべきことは人が好きになるものを作って、支出を収入より少なくすればOKです。

会社経営について小難しくファイナンスの知識などをひけらかすタイプの経営者や財務担当社もいますが、基本的に多くの会社にとって必要な知識は家計簿レベルですみます。まずはスタートアップや起業に対する心理的障壁を下げましょう。

プログラミングができないならTECH::CAMPで学ぶべき

今の時代、インターネットは会社を作る上では不可欠といえます。インターネットの必要のないシンプルなサービスを提供するにしても自社サービスを紹介するページは用意した方がよいでしょう。エンジニアを雇うにしても、プログラミング知識があった方がやり取りがスムーズに進みます。最近はスタートアップのCEOがTECH::CAMPで学んだ上でエンジニアの人と起業するケースが僕の周りでも少なくありません。

もし学生起業に興味はあるけれども、プログラミングがまったくできないという場合はTECH::CAMPに通って基本的な知識をみにつけるべきだと思います。価格も社会人は128,000円のところ、学生は半額の64,000円ですみます。

▼お申込みはこちら

 

◆TECH::CAMP学生向け料金

f:id:happytarou0228:20170609062623p:plain

僕自身は起業してから独学でプログラミングを学びましたが何度も挫折しそうになりました。

blog.zerotoone.jp

実際にプログラミングスクールに通おうか検討したこともありますが、当時は金額も50万円程度と高額で、信頼できるスクールがないという状況だったため、上記のブログの通り様々な本やサービスを利用して勉強しました。

一方で挫折しそうになったことも少なくなく、聞けば一瞬で解決しそうな問題に3日間悩み続けるといったこともしていました。TECH::CAMPであればスクール形式で通い、卒業生のインターンが常にスクールにいるため、わからないことは聞きながら進めることができます。オンラインコースのみを扱うプログラミングスクールもあり、僕自身も体験してみたことがありますが、やっぱり直接会話し、PCの画面を見せながら習った方が効率がよいと感じます。

▼お申込みはこちら

プログラミングスキルは今後のキャリアにとってもマイナスにはならないので、学生起業するのであれば身につけておくべきスキルだと思っています。

起業する分野は趣味・好きなことをどうマネタイズするか考えるのがいいかも

次に起業する分野についてですが、これについては、趣味や好きなことをどうマネタイズするのか考えるのが一番いいかもしれません。

blog.zerotoone.jp

上記のブログの通り、ビジネスモデルを考える上では、「誰の」、「どんな予算を」、「どうひっくり返すか」考えるのが王道です。自分が好きなことや趣味で、どんなことにお金をかけており、それを自社のサービスでどうひっくり返すのか考えると考えやすいといえます。例えば、ダンスが好きでこれまではダンスのhow to動画をビデオやDVDで購入していたけど、このhow to動画を実際にダンスがうまい知り合いと一緒に撮り、動画としてWebサイト上にアップロードすればいいんじゃないかといった考え方でアイディアを洗練させていくイメージです。

それでも思いつかないならあなたが詳しい分野でメディアを作ろう

もし何もアイディアは思いつかないけど、プロダクトは作りたいし、学生起業もしたいというのであればあなたが詳しいニッチな分野でWebメディアを作ることをオススメします。

blog.zerotoone.jp

上記ブログでも書きましたが、2017年5月30日に上場したGameWithという会社はゲーム攻略サイトを運営する企業です。このようにWebメディアを運営する企業がうまくいけば上場までしてしまいます。また問題になりましたが、女性ファッションWebメディアmeryも、DeNAに数十億円単位でM&Aされています。

スマートフォンの普及率が高まり、多くの人がインターネットで検索をする時代になったため、Web上のコンテンツが多く求められています。大きな市場については大企業や有名スタートアップが取りにいっていますが、ニッチな分野、ジャンル特化型のWebサイトはまだまだ勝機があるように思います。自分が詳しいことや今後極めていきたい分野のWebメディアを立ち上げるのは、アイディアもそこまで必要なく取り組める分野ではないでしょうか。

学生起業で成功した有名起業家たち

最後に学生起業から上場まで経験した有名起業家の紹介をしたいと思います。

ライブドア堀江貴文さん

学生起業家といえば彼というほど有名な堀江さん。1996年東京大学在学中にライブドアの前身のオン・ザ・エッヂを設立しています。インターネット黎明期にHPの作成、運営管理を行う会社として有名になり大手企業からも受注するなど順調な滑り出しから、2000年に東証マザーズに上場しました。

mixi笠原健治さん

SNSサービスmixiおよびソーシャルゲームのモンスターストライクが有名なmixiの笠原さんも、東京大学在学中の1999年にmixiの前身である有限会社イー・マーキュリーを設立しました。当初は求人情報サイトのFind Job!がメインの会社でしたが、2004年にSNSサービスのmixiを開設しました。

リブセンス村上太一さん

史上最年少で上場した経験のあるリブセンス村上さんも早稲田大学在学中に起業しています。早稲田大学1年生の時に大学の「ベンチャー起業家養成基礎講座」が実施したビジネスプランコンテストで優勝し、同大学のインキュベーションオフィスからスタートしています。

Gunosy福島良典さん

ニュースアプリGunosyの福島さんも東京大学在学中の2012年にGunosyを立ち上げ、社長に就任しています。その後、有名起業家兼投資家の木村新司さんが経営に参画することで一気にマネタイズが進み、会社設立からわずか3年で上場してしまいました。

メタップス佐藤航陽さん

インターネットサービスを幅広く展開するメタップスの佐藤さんも早稲田大学在学中にメタップスの前身であるイーファクターを設立しています。

最後に

ここまで学生起業について、選択肢として美味しい理由から実際に学生起業をやるとしたらどうするのかまでまとめてきました。大きなお金をかけずに学生起業をすれば、たとえ失敗したとしてもその経験は就職活動だけでなく大きなプラスになると思っています。これを読んで一人でも多くの人がチャレンジしてくれればうれしいです。