ゼロイチ起業ノート

スタートアップ、スモールビジネスを問わずにゼロイチ起業に挑戦、成功する人を増やすことで日本において起業という選択肢を当たり前にすることが究極的な目標です。

僕が最初は手を出さないビジネスモデル4選

どのような領域を選択し、どのようなビジネスをやるのかってことには個人の志向性や置かれた状況が大きく影響すると感じています。100%自己資金でまかない、初年度から黒字になるように計算して事業してきた上で、M&Aでバイアウトした僕がしばらく手を出さないだろうなというビジネスモデルを紹介します。僕が起業前に話題になっていたホリエモンのいう起業の4つの原則に近いといえば近い内容になっています。

 

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1、利益率の高い商売

2、在庫をできるだけ持たない商売

3、月極めで定額の収入が入る商売

4、大資本の要らない商売
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前提となる僕の志向性

僕自身は①なるべく何度も起業して挑戦したい、②そのため1つのビジネスで高いリスクをとりたくない、③基本的に100%自己資本、初年度から黒字を目指すという3つの志向性があります。バイアウトしたからもっと大きく初期投資のかかるビジネスを好むようになるかなーと思ってたら良くも悪くも本質的な志向性は変わっていません。

こんな志向性を持っているので、調達してドカンとでっかい事業をやるんだって人には合わないかもしれません。一方で、AirBnBなどの世界的なスタートアップも初期は調達することもなく、小さくビジネスを始めて大きくなる兆しが見えた段階で大きく調達してきた歴史も忘れないでほしいと思います。

gigazine.net

 

今やベンチャーとは言えないですが、楽天も最初は三木谷さんと創業者のもう一人の方は立ち上げたコンサルティング会社で6000万円を稼ぎ、その資金を元に楽天市場を立ち上げています。

上場に近いスタートアップの一つと言われるラクスルも最初のスタートはマンションの1室で社長1人のみ、黒字化も達成した上で資金調達しています。

近年ではとにかく調達して、どうすれば売上があがるかわからないけどユーザーを集める、その道すがらで力尽きてしまうベンチャーが少なくないと感じています。個人的には最初からホームランを狙って無理をするのではなく、まずは素振りから始めてヒットを打てるようにした方が起業家人生を長く生き残れるのではないかと考えています。

長くなりましたが、ここからやらないビジネスについて個別にみていきます。

 

1.初期投資のかかるビジネス

店舗を構えるために敷金・礼金がかなりかかるであったり、システムの開発を外注してその金額がかなり高額になるといったような初期投資のかかるビジネスは避けています。同様に人員をいきなり10人採用して一気に攻め込むといったビジネスもやろうとは思っておらず、小資本・少人数で勝負できる分野にのみ絞ってビジネスをしようと思っています。

 

2.在庫を抱える必要のあるビジネス

1と同様にリスクを抑えるためにも在庫を抱えるビジネスは避けています。物販を行うにしても在庫が発生しないように仲介のみ行い、販売先が決まってからでないと仕入れを行わないといった形でできないかぎり物販は行わないと決めています。

僕の友人で、海外から仕入れて日本の企業向けに販売を行っている個人商社を運営している人がいますが、在庫を持たずに注文があった際に海外の仕入先に発注を行い、注文主に直接仕入先から発送するという形で商売をしている人がいます。初期はリスクを取っていたものの、ある程度販路を拡大してノウハウが確立してからはリスクは極力取らずにビジネスを回しているらしいです。このように在庫を抱える必要のないモデルを考えて実施しようと動くように思います。

 

3.粗利率の低いビジネス

いくら販売しても利益が薄いビジネスも手を出したくないなと思っています。ECサイトなどは薄利多売の世界で利益率も低く、スケールしないと赤字が取り戻せないモデルであり、いいパートナーがいて成功しやすいなど見えない限りは手が出しにくいと思っています。

 

4.ユーザーが集まらないと価値がないビジネス

Facebooktwitter、snapchatのように無料モデルのみでユーザー同士のコミュニケーションが価値になるサービスはやるつもりがありません。これらのビジネスはユーザーが多く集まることで生まれるコミュニケーションに価値があり、1人しか使う人がいないと何の価値もありません。

コミュニケーションサービスの欠点は、①ユーザーを集めるために時間とお金がかかること、②流行り廃りが激しく一度廃れると一気に廃れてしまうことの2点かと思っています。facebookmixiがある日本では流行らないと言われていましたが一度流れてしまうと逆転は難しくなってしまいます。facebookはその点も意識しているため、競合になりそうなSNSは買収を繰り返しています。

この分野で一旗揚げようとサービスを作る人は多いのですが、日の目を見ないままクローズしている例をたくさん見ています。

個人的にはそうした多くの人が集まってはじめて価値になるサービスよりも1人で使っても価値のあるサービスを提供したいと思っています。

 

最後に

ここまで説明した1〜4のビジネスはリスクの高いビジネスで、当たればリターンが大きいビジネスでもあります。しかし僕としては、いきなり資金調達したり借入したりして、上記1〜4に該当するようなビジネスをやるのはリスクが高すぎると思っています。まずは商売の基本として売上をあげて費用を払った上で利益を出す、その上で必要であれば時間を短縮するために資金調達をするというサイクルから外れると、自分でコントロールできないリスクを扱うことになると思っています。

スタートアップ界隈の人の話を聞いていると、、スモールビジネスを下に見る風潮があり疑問に感じることが少なくありません。安易な資金調達・借入をせずに堅実にビジネスを回す大切さにもっと目を向けてもいいのではないかなと感じて今回の記事を書いてみました。

ちなみに小さく自分でビジネスを回すことに興味がある人は下記で紹介した本がオススメなので読んでみてください。