ゼロイチ起業ノート

スタートアップ、スモールビジネスを問わずにゼロイチ起業に挑戦、成功する人を増やすことで日本において起業という選択肢を当たり前にすることが究極的な目標です。

リスクなく起業を始める方法はブログを書くこと

タイトルがほぼ全てです。起業始めたいならブログを書きましょう。以下は補足説明になります。

僕自身、起業してバイアウトした経験があるため、知り合いや時には知らない人から起業の相談を受けることがあります。僕が総合商社出身であり、また周りにも大企業勤務の人が多いので、現在、会社員を続けながらも会社員を続けることに疑問を持っており将来の選択肢として起業を考えたいが、何から手をつけていいのかわからないというのが最も多い相談です。そんな相談を受ける時に僕が答えている内容を文章にしたいと思います。

 

起業する上でのブログのメリット

将来の顧客を広告宣伝費をかけずに獲得できる

起業した時に最も大変なことの一つは顧客を獲得することです。どんなに画期的なサービス・商品を持っていたとしても誰にも知られていなければ売上はゼロのままです。その点ブログの読者は将来の顧客になります。例えばあなたが、新入社員の時にエクセルの習得に苦労したことから、「新入社員向けの実務で使えるエクセル術を動画と文章で教えるサービス」を思いついたとします。そうなったらブログとyoutubeで実際に教えたい内容を公開してアクセスを集めることで将来のユーザーを手軽に獲得することができます。

ちなみに起業ではないですが、この分野では「外資投資銀行のエクセル仕事術」が有名で実際に本を出版されたりセミナーを開催したりしています。

動画でエクセルを教えているサービスとしては伊藤忠在籍中の方がこんなこともやっているみたいです。

osanaikohei.com

最近では本を出版する上でも、まずはブログでPVを稼いで有名になってから、これは売れるとなったら出版するという流れが一般的です。起業せずとも本が出版できたらそれでOKという人にもブログから始めるのはオススメです。

 

アウトプットすることでインプットのスピードが上がる

自分が詳しくない分野で起業する場合にはもちろん、自分が十分に詳しい分野で起業する場合でも、ブログを書くことで必要な情報をインプットするスピードが上がります。例えば、旅行業界に勤めているわけではないが、旅行が好きで日本のホテルや観光地向けのインバウンド関連のビジネスを立ち上げたいとなり、ブログで発信しようとなったら海外の人がどれだけ日本に旅行に来ているのか、どの国から日本に旅行に来ているのかなどインプットした上で、わかりやすくアウトプットする必要があります。

ブログというアウトプットがあることでインプットの効率が高まり、起業したい分野の知識が体系的に身につきやすくなります。

アクセス数・広告収入など需要が数値でわかる

起業の準備は結果が目に見えず飽きてしまうことも多く、僕自身も準備はしてたけど世の中には出なかったものがたくさんあります。準備だけしていると飽きてしまうものですが、ブログであればアクセス数・広告収入などで将来の顧客ニーズが数値として可視化されます。もちろん最初のうちは成果があがらないので3ヶ月程度は粛々と記事を書き溜める必要がありますが、実際にアクセス数や広告収入が上がり始めるともっとよくしたいと思い、改善のサイクルに入ることができます。起業も基本的にはブログを改善するようにサービスを改善し、訪れてくれる人を増やし、収益を増やすというサイクルを回し続けることなので、その基礎をブログで培うのは結構大事なことです。

 

コストがほぼゼロで始められる

最後にブログはコストをかけずに始めることができます。有料プランに変更しても年で1万円程度です。しかも今勤めている会社を辞めずに始めることができます。コストもリスクもほぼゼロで起業の準備ができるのがブログのいいところです。

 

ブログから起業を始めるのは リスク・コストもかからず、メリットしかないのですが、ここまで説明してもなかなか一歩踏み出せない人も少なくありません。次はブログから起業を始める方法とコツについて説明します。

 

ブログから起業を始める方法・コツ

解決したい課題を明確にする

もし将来的に起業して、IPOM&Aによるイグジットを目指すのであれば、サービスや事業により解決したい課題は不可欠です。最近はてなブログで流行っている雑記系のブログだと副業にはよいかもしれませんが、起業してIPOM&Aまで持っていくことはできません。

「解決したい課題」というと重苦しいのですが、「実務に使えるエクセルの本がない」とか「いい転職エージェントがいない」とか「接待にぴったりなお店を探すのに食べログなどの既存サービスだと探しづらい」とか日常の小さな不満の中で自分が解決できそうなことから取り組むってレベルでOKです。

ちなみに不満や怒りからサービスを開発するとプロジェクトの進みが早いなんて感じている元VCの方もいます。

medium.com

 

ペルソナ(メイン顧客)を設定する

解決したい課題が設定できたら、ブログや将来的なサービスのペルソナを設定しましょう。

「ペルソナ」という言葉は、元来古典劇において役者が用いた「仮面」のことだが、心理学者のユングが「人間の外的側面」の概念をペルソナと呼んだことから、マーケティングにおいては、「企業が提供する製品・サービスにとって、もっとも重要で象徴的なユーザーモデル」の意味で使われている。

氏名、年齢、性別、居住地、職業、勤務先、年収、家族構成といった定量的なデータだけではなく、その人の生い立ちから現在までの様子、身体的特徴、性格的特徴、人生のゴール、ライフスタイル、価値観、趣味嗜好、消費行動や情報収集行動などの定性的データを含めて、あたかも実在するかのような人物像を設定するが、更にイメージを明確にするために顔写真などが用いられる場合もある。

smmlab.jp

マーケティングやサービスを考えていく上ではペルソナ設定はかなり大事です。解決したい課題はあるのにペルソナ設定がうまくいっていないから広まらないということは少なくありません。マーケティングで有名なP&Gでは、ペルソナはかなり細く設定して、名前、性別、年齢などの定量的なデータに加えて、朝は何時に起きて、どこに出社して、何時に退社して一日の生活の中でP&Gの商品に出会うのは帰り道でフラッと寄ったコンビニで・・・みたいなことをかなり細かく設定するようです。

先程の例で出た「接待にぴったりなお店を探すのに食べログなどの既存サービスだと探しづらい」という解決したい課題であれば、ペルソナは「総合商社5年目の男性27歳、おしゃれで料理やファッションの好みはうるさい。人よりも目立ちたい気持ちが強く、お店の幹事を任された際には上司がいきつけのお店を選ぶのではなく、新しいお店を提示してそのお店が課内や知り合いの中で使われるようなことに喜びを感じる・・・」みたいな感じになります。このペルソナが泣いて喜ぶ内容を書いてあげるのがブログであり、このペルソナが泣いて喜んで使うサービスを作るのが起業になります。

解決したい課題とペルソナが明確になるとブログで書くべきことが山ほど浮かぶようになるので自分自身でもこの2つを常に考える癖をつけるといいと思います。

考えすぎずにカジュアルに始める 

上記2つが考えられれば後はブログを大量に書くだけなのですが、心構えとしては考えすぎずにカジュアルに始めることが大事です。上記2つのアドバイスをすると、考え込んでしまって手が動かないタイプの人が一定数存在します。完璧主義で一度始めたら撤退できないと思ってしまう人に多いような気がします。

起業する上では打率はあまり重要ではなく、打席数が大事です。つまり考え抜いて1つのあたりを引こうとするのではなく、とにかく挑戦してみること、打席に立つことが重要です。ブログであればメリットで書いたとおり、リスクとコストは限りなくゼロです。気合を入れた有料プランで独自ドメインのブログを10個立ち上げても大学生のお小遣い程度の金額にしかなりません。

そのため考えすぎずにカジュアルにはじめて、駄目なら辞めてしまうつもりで始めることが大事だし、なんだったらぜんぜん違う複数の領域のブログを同時に立ち上げてみて最も継続するもの1つに絞るというのも有効な手段でしょう。

僕自身も会社に勤めながら、人材系のブログと金融投資関連のブログの2つを同時に走らせてみて、結局長続きしてアクセスも順調だったのが人材系のブログだったため人材系の領域で起業することにしています。 

ブログ選びよりも中身が大事

ここまで来るとHow toの部分が気になって、ブログ選びどうしようと悩む方もいますが、ブログについては何でもいいです。書き慣れているブログがあればそれでやればよいと思います。もし書き慣れたブログがないのであれば、多くのブロガーが参加してるサービスを使えばよく、2017年3月現在であれば、はてなブログライブドアブログになるかと思います。大事なのは中身で、解決したい課題とペルソナが泣いて喜ぶ内容を書いてあげることが何よりも重要です。

 

最後に

ここまでが何をしていいかわからないけど、実際に起業してみたいしそのために具体的なアクションをしたいと考えている人にしているアドバイスになります。実際に僕がこのブログをはじめてみたのも将来的な次の起業に向けてのアクションだったりします。僕自身のアドバイス通りカジュアルに始めているのですぐ撤退する可能性もあるので生暖かく見守ってもらえればうれしいです。