ゼロイチ起業ノート

スタートアップ、スモールビジネスを問わずにゼロイチ起業に挑戦、成功する人を増やすことで日本において起業という選択肢を当たり前にすることが究極的な目標です。

僕が起業した時に提供したかった価値と作りたかった未来

2017年9月末を持って、6年間代表を勤めた会社の代表を退任しました。今後は取締役として後任育成のために残りますが、また新たに会社を立ち上げようと思っています。 今日は6年間で成し遂げたかったこと、実現したかったことについて振り返ってちょっとした…

「既にある」サービスで成功するための3つのアプローチ

最近は新規事業の開発、お手伝いしてくれる人との面談、子育てなどがあり、ブログ更新が途絶えてしまいました。起業の相談を受けて、アイディア出しをしていると「それって既にありますよね」ってところで思考を止めてしまうケースが結構あってもったいない…

過去のB Dash Campで優勝したスタートアップまとめ

以前、ランチさせていただき、その後「元商社マン×スタートアップNight」でもご一緒させていただいたサークルインの佐藤さんがB Dash Campのピッチアリーナで優勝しました。おめでとうございます。 thebridge.jp これはご一緒させていただいたイベントのレポ…

「人生の勝算」書評、価値観の違うDeNA前田さんに共感したところ

DeNAの前田さんは僕らが起業してもがき苦しんでいた2014年にはDeNA創業者の南場智子が口説き落とした男、外資系金融からの華麗なる転身などのキーワードで、既にこのような記事が出回るなど、僕らとは違いかなり注目されていたのを覚えています。(もがき苦…

スタートアップ・ベンチャー企業の取締役になると給料はいくらか

僕自身が総合商社に勤めていたことから、大企業からスタートアップ・ベンチャー企業への転職を考えている人の相談を受けることがあります。その中で実際に給料はどのぐらい貰えるのか、アップサイドはどれだけ見込めるのかという話になることは少なくありま…

起業に成功して手に入れたいのは夢か金か自由か名誉か

起業して成功することで得られるものとして、大きく分けると夢、お金、自由、名誉の4つが挙げられると考えています。 この4つの中の優先順位を持っておくことは起業の方法や形式、ゴールを考える上で非常に大事なことだと思っています。もちろん起業する前と…

起業を志すなら「小さなチーム、大きな仕事」は必読、起業はスタートアップだけのものじゃない

僕が好きな本の一つがRuby on Railsの生みの親である37signalsの2人の本であるこの本です。 小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則 作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン,黒沢 健二,松永 肇一,美谷 広…

起業するなら退路は断たずに複数用意しておこう

起業をするだけでなく、何かを始める時に「背水の陣」や「退路を断つ覚悟」を求める人が多いように感じています。しかし僕はリスクを取るなら退路を断つよりも、退路を確保した上で挑戦したほうがプラスになると考えています。過去にはこんなつぶやきをして…

学生起業はリスクのない美味しい選択肢だと思う理由と実践的なやり方

学生起業と聞くと胡散臭い、意識が高すぎて近寄りがたいなどネガティブなイメージを持つ人も多いかもしれません。僕自身、意識があまり高くない大学生活を送ってきたのですが、実際に起業して会社をM&Aで売却できてから自分を振り返ってみると、大学生時代に…

AbemaTVとクラシルから考えるビジネスの最先端を切り開くということ

サイバーエージェントのAbemaTVは最近何かと話題になることが多いサービスで、個人的に藤田社長は尊敬している経営者の一人であるため注目しています。 一方でAbemaTVに対しては2016年度で100億円の赤字、2017年度で200億円の赤字と大規模な先行投資を行うこ…

スタートアップ社長の給料の現実と海外の事例

先日SNS経由でこの記事を読みました。 kenshinfujiwara.com 非常に整理されており勉強になったとともに、僕ら自身が起業した当初も役員報酬で苦労した経験があったので、思い出とともに調べたことを整理したいと思います。 スタートアップの社長の給料は調達…

年間の起業件数は5万社、資金調達は1000社など起業にまつわる数字の話

先日、日本の未上場のベンチャー企業の2016年の資金調達額が2000億円を突破し、2006年度以後で最高額となったというニュースがありました。 jp.techcrunch.com 今回は、そもそも年間の起業件数やその中で資金調達できる企業数など、起業にまつわる数字につい…

GameWith上場から考える狙い目のメディア領域の見つけ方

5月30日にゲーム攻略記事サイトのGameWithが上場承認されました。 www.itmedia.co.jp 2013年9月のオープンからわずか3年半で上場と、とんでもないスピードで成長しています。今回は前々から考えていたメディア領域での狙い目の新規領域の見つけ方について、G…

起業初年度から黒字化するための事前のProduct Market Fitと顧客獲得戦略

僕自身は起業初年度から黒字化できるように計画を組むし、そのための事前準備に結構時間を取ります。起業初年度から黒字といっても、受託開発で食いつなぐなどの手段は取らずに最初からProduct Market Fitが検証できたプロダクトを持って起業して、そのプロ…

スタートアップの従業員はストックオプションでいくら貰えるのか

先日、この記事が話題になっていました。 www.fastgrow.jp 非常に面白く読んだ一方で、知り合いでストックオプションもらっている人でもそこまでもらっている人は多くないと思っており、ちょっとスタートアップへの人材紹介業をやっているスローガンさんのポ…

カネ目当てもOK、意識低い起業のススメ、『論語と算盤と私』を読んで

「起業」というと「壮大なビジョンを掲げて社会を変えるための斬新なアイディアをもとに仲間を集めて大規模な成功を目指す」といったイメージが強い人が多いように思います。実際にイベントや講演会、メディアに露出する目立つスタートアップ経営者の多くが…

ブラック企業ほどビジョンを大事にする

厚生労働省は長時間労働や賃金不払いなど、悪質な労働関連の法令違反をしたブラック企業リストを公表し、今後は毎月更新することを発表しました。 www.huffingtonpost.jp 近年では雇用環境が回復しつつあり、雇用環境の改善とともに劣悪な労働環境で労働者を…

大企業がスタートアップを潰した事例、潰せなかった事例

先日このブログを書いたら想定以上にバズりました。 blog.zerotoone.jp コメントは注意深く読ませていただいたのですが、その中で気になったのが「大企業がスタートアップを潰した事例の方が多いのでは」というものです。そこで今回は大企業がスタートアップ…

7割が起業したくない日本は起業するのに最高の環境だと思う理由

先日、こんなニュースが話題になっていました。 jbpress.ismedia.jp ※リンク切れだったため、新しく埋めなおしてます 特に18〜24歳の若年層の起業意識に関して、グローバルの平均が63.8%に対して日本では23.8%と非常に低く、また「スタートアップで働きたい…

クラシルとクックパッドにみる大企業がスタートアップを簡単には潰せない理由

少し前にレシピ動画サービス「kurashiru[クラシル]」を運営するdelyが総額30億円の資金調達をしたことで話題になりました。 jp.techcrunch.com delyについては、中の人とはまったく面識がありませんが、我々がシャレー渋谷にオフィスを構えていた時に彼らも…

僕が起業する時に株式上場ではなくM&Aを目指す理由

僕自身の周りの起業家の多くが当初からIPOを目指しているケースが多い中、僕自身は次に起業するときもM&Aを狙おうと思っています。今回はその理由について自分自身の考えを整理することで、既に起業している、今後起業を検討している方の参考になればうれし…

ネット系上場企業から考える創業者の持分比率問題

起業をするにあたって、共同創業者および従業員との間で持分比率をどうすべきか悩んだことのある起業家は少なくないでしょう。そこで今回は2015年および2016年に新規上場した一部のインターネット系企業の上場時の創業者および共同創業者、取締役の持分比率…

『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』で学ぶ起業家のリスクの取り方、実は起業家はリスクが嫌い

現在、社会人として企業に勤めながらも「起業」することに興味がある人にオススメしたい本の一つに『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』があります。 ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本) 作者: アダムグラント,シェリルサ…

僕が最初は手を出さないビジネスモデル4選

どのような領域を選択し、どのようなビジネスをやるのかってことには個人の志向性や置かれた状況が大きく影響すると感じています。100%自己資金でまかない、初年度から黒字になるように計算して事業してきた上で、M&Aでバイアウトした僕がしばらく手を出さな…

「逆説のスタートアップ思考」に学ぶ愛されるプロダクトの生み出し方

休みを利用して「逆説のスタートアップ思考」を読んだのですが非常によい本でした。 逆説のスタートアップ思考 (中公新書ラクレ 578) 作者: 馬田隆明 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/03/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 僕自身は…

「やりたいこと」ではなく「成功しそうなこと」で起業しよう

「やりたいこと」ってのは得てして独りよがりであることが少なくありません。起業の相談を受けているとそれってどう考えても、ニーズがなさそうで自分がやりたいことが強すぎるかもと感じることがかなり多いと感じています。 ある種起業というものに神聖さを…

文系未経験からプログラミングを独学で学び外注してたWebサービスを内製化するために勉強したこと

総合商社と証券会社の文系営業マン2名で外注したWebサービスを軸にした企業を立ち上げるという結構綱渡りな感じで起業をしました。当然、1年目から外注したプロジェクトは炎上し、外注先を変更するものの機動力のあるサービス開発は全くできず、売上も想定し…

起業で失敗しないために実践した7つのこと

僕も共同創業者もむやみやたらとリスクを取るのを好まみませんでした。そのため必然的にリスク少なく失敗しないような選択をしていたように思います。成功の要因を1つに絞ったり明確にするのは難しいけど、失敗する要因はかなり明確だから、成功のためには失…

リスクなく起業を始める方法はブログを書くこと

タイトルがほぼ全てです。起業始めたいならブログを書きましょう。以下は補足説明になります。 僕自身、起業してバイアウトした経験があるため、知り合いや時には知らない人から起業の相談を受けることがあります。僕が総合商社出身であり、また周りにも大企…